キネシオロジーとは

キネシオロジー小史

筋肉学(キネシオロジー)とは、西洋の大学で医師、アスレチックトレーナー等を中心に教えられている運動学(動きの学問)を基礎に、独特の筋肉へのテストで身体の不調の原因を探り、調整をするアメリカの新しい筋肉の調整法です。

歴史的に筋肉学理論を公の場所で最初に発表したのが、カイロプラクティック医師であるジョージ・グットハート博士でした。
博士は、“背骨のゆがみの原因は筋肉のアンバランスが影響し、バランスの崩れている筋肉を調整することで健康体に戻ることができる”という独自の研究理論を60年代初頭の米国カイプラクティック医学会で発表しました。
この臨床研究発表は、脊椎矯正だけに焦点を当てていた、60年代当時のカイロプラクティック界にセンセーショナルを巻き起こしたと言われております。

その後、グットハート博士と高弟達の長期間の臨床研究で、脊椎を手で直接矯正せずに背堆と関連があると思われる身体の反射点(リンパ、東洋医学の経絡、内臓等)を刺激する事で身体の違和感が軽減するという研究結果をまとめ上げ、グットハート博士は研究の集大成として”アプライド・キネシオロジー(AK=応用筋肉学)“と命名しました。

AKの発展と日本への上陸

AKは、特にヨーロッパ諸国(主にドイツ語圏)では医師達が患者の病気を診断する一つの検査方法として用いられ、多くの患者が昼夜を問わず救われているということです。
日本にも70年代に欧米諸国のカイロプラクティック大学を卒業された先生がAKを持ち帰り普及活動をされ、現在でも一部のカイロプラクティック、オステオパシ―等の先生方が治療の検査法として臨床で使用されています。
さらに、日本でも話題になったことがあるOリングテストやキネシオテーピングもAKからヒントを得て開発されたという経緯があります。

日本にAKが持ち帰られてから30年以上の月日が経ちましたが、残念ながら我国では筋肉をチェックして治療を進めていく独特の検査スタイルは現在でもあまりよく知られておりません。このような欧米諸国で実践されている有益な身体分析検査法がもっと日本でも良い形で広がっていくことを切に望みます。

筋肉を調整する技術から一般人への筋肉の健康法(タッチフォーヘルス・キネシオロジーへ発展

AK誕生から約十年後の70年代にAKから枝分かれをした形で筋肉の健康法であるタッチフォーヘルス・キネシオロジー(TFH)が誕生しました。TFHは、グットハート博士の右腕であったカイロプラクティック医師であるジョン・シー博士と家族療法を研究されていた奥様のキャリ―・シー博士が“一般人が家族、友人にキネシオロジーを家庭の薬箱のように使ってもらいたいという願いから設立した筋肉の健康法です。
我が国にも90年代の後半に日本TFH協会が設立され、毎年多くのTFHインストラクターが誕生しております。

中村筋肉学研究所では、タッチフォーヘルス・キネシオロジー(TFH)グリーンキネシオロジー(GK)ブレインジム(BG)インテグレーティブ キネシオロジー(IK)ボディープラクティス(BP)等の一般人が受講できる講座を用意しております。 

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中級者向けキネシオロジー講座

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プロ向けキネシオロジー講座

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